濱名惣社神明宮

濱名惣社神明宮ご紹介

由緒

創立年月日は詳かではないが口碑によると垂仁天皇の皇女倭媛命が

天照皇大神の御神勅によって三種の神器を奉じて大和の国より

伊賀、伊勢、美濃尾張の地を経て御鎮座の地を定めよとの思召しによって

太田命の御先導で御船にてこの地に行幸になられて四十余日御行宮の後

更に御神託によって勢州渡会の五十鈴川の辺に移御なされた

斯る畏い御由緒であり神倉造りとして他の神社と異り古式の神殿で

歴代の将軍、国守の尊崇の念が厚く特に豊臣、徳川両氏の代々の将軍は

掟を定めて朱符の田四十二石を寄進して崇敬の意を表している

本社は昔から神服部氏が伊勢大廟に奉献する御初生依の御清鿆所とした所である

明治五年八月二日 御社に列す

明治四十年二月十二日 神饌幣帛料供進献定

御祭神

天照皇大御神

◆皇室のご祖先の神さまで日本の国の総氏神さまです

攝社

天棚機媛命

御祭神

天羽槌雄命

太田命

例祭日

8月 第一日曜日

境内地

1821坪(約5500㎡)

国指定重要文化財(建造物)

平成5年4月20日

本殿は井籠(せいろう)造りと呼ばれろ古い形式の板倉造りで

大変珍しく貴重な建物です

宮司

鈴木好司